KAWAMATA LAB.についてABOUT US
「受け継がれる想い、紡がれる絆」
〜地域と共に歩んだ30余年、そして新たな挑戦〜
私たちKAWAMATA LAB.の物語は、1990年代初頭にさかのぼります。
東陽村(現・⼋代市東陽町)の第三セクターとして誕⽣した私たちは、カット野菜⼯場として地域の農家の皆様と共に歩んでまいりました。
⽇々の誠実な取引を通じて⽣産者様と築いた信頼関係は、私たちの最も⼤切な財産となっています。
そんな中、⼀つの出来事が起きました。
地域の河俣⼩学校が少⼦化により2013年に閉校となったのです。
140年もの間、この地で⼦どもたちの夢を育んできた校舎。
冷凍工場は廃校となってしまった小学校(旧河俣小学校)
かつて⼦どもたちの笑顔が溢れたこの校舎こそ、私たちの新たな挑戦への扉を開く場所にふさわしい。
⻑年のカット野菜事業で培った⾷材への知⾒と、地域の⽣産者様との絆。 地元で収穫できる⾷材を活かした新しい価値の創造。
これらを組み合わせて地域を盛り上げていきたい。
そんな想いから、この冷凍⼯場は誕⽣しました。
かつての校⻑室には、最新鋭のプロトン凍結機を設置。
家庭科室だった場所では、熊本の誇る⾷材との新たな出会いが始まりました。
九州では私たちだけが使⽤しているピザ専⽤の国産⼩⻨粉。
地元・⼋代の堀内製油さんが昔ながらの製法で丁寧に搾った菜種地あぶら。
阿蘇の広⼤な牧場で育まれた阿部牧場さんの無添加モッツァレラチーズ。
これらの素材たちが、⼀枚のピザの上で⾒事なハーモニーを奏でます。
⽿のないクリスピータイプの⽣地は、かつてこの校舎で学んでいた卒業⽣の⼀⾔がヒントでした。
「昔おやつで⾷べていたピザ、おいしかったけど、⽿が硬くて⾷べるのが⼤変だったな…」
今では、⼀枚⼀枚⼼を込めて⼿作りされるピザが、皆様の⾷卓に笑顔を届けています。
⼤切な⽅々との集まりの主役として、頑張った⾃分へのご褒美として、上質なお酒のお供として。
この廃校は、終わりの場所ではありませんでした。
30余年の歴史と、新しい⾷の物語が出会う場所だったのです。
熊本の豊かな⾷材と地域の皆様との絆を⼤切にした⼿作りピザ。
あなたの特別な時間をお⼿伝いできることを、⼼より嬉しく思います。